重度障害児の食事で大切なことは何?「デリソフター」で家族と同じ料理を楽しもう

こんにちは、柴犬です。
知り合いを通じて重度障害児の食事に関するお話を聞きました。

ちょっとした食べ物も硬くてうまく食べられない子供たちが日本にはたくさんいらっしゃいます。その子達でも食べられるように 柔らかい食事を毎回作る親御さんの手間とストレスはとんでもない悩みとなっています。

そこで今回は、食べ物を柔らかくする調理器具「デリソフター」についてご紹介したいと思います。「デリソフター」を使えば、親御さんたちの手間やストレスが軽減されるだけでなく、子供たちに同じ料理を食事をしてもらえるようになります。

是非最後までお読みください。

重度障害児の食事の悩み

重度障害児の食事は、咀嚼や嚥下が困難であることや、口腔機能の発達が遅れていることなどから、一般的な食事とは異なる工夫が必要です。
また、食材の種類や形態、温度や粘性などによっても誤嚥のリスクや摂取量が変わってきます。

重度障害児の食事に関する悩みとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 野菜や果物が食べられない
  • 食べられるものが少なく、同じ物ばかり食べている
  • だんだん、食べられるものが減っている
  • 炭水化物しか食べられない
  • 離乳食がすすまない(ミルクばかり飲んでいる)
  • 噛むことができない
  • 家以外で食べることができない
  • 食に興味がなく栄養が取れているか心配

これらの悩みを解決するためには、重度障害児に合った食形態や介助方法を見つけることが重要です。
しかし、それは簡単なことではありません。市販の介護食やベビーフードは見た目や味が不足していたり、栄養バランスが偏っていたりすることもあります。
また、自分で調理する場合も、刻んだりペーストにしたりする手間や時間がかかったり、家族と同じ料理を作れなかったりすることもあります。

そこでおすすめしたいのが、「デリソフター」という調理器具です。

デリソフターとは

デリソフターは、市販のお惣菜や家庭の手料理をやわらかくする調理器具です。噛む力や飲み込む力が低下した方でも、家族と同じ食事を摂ることができます。
(調理の仕上がりは歯茎で潰せる・舌で潰せる相当のため、ミキサー食には対応していません)

デリソフターは、すでに在宅医療の場でも認知され始めていて、重症児・ケア児・高齢者の介護食などで活躍しています。

デリソフターの特徴は以下の通りです。

  • 専用カッターで調理済みの肉に隠し包丁を入れることで、筋切りを行う
  • 2.0気圧の高圧力で蒸すことで、見た目そのままに柔らかくする
  • モードは5段階あり、肉料理から果物まで対応可能
  • 操作は簡単で、水と食材を入れてボタンを押すだけ
  • お手入れも簡単で、部品は洗浄可能

デリソフターのメリット

デリソフターを使うことで、重度障害児の食事に関する様々なメリットが得られます。

  • 食材の種類や形態に制限されず、栄養バランスの良い食事ができる
  • 見た目や味が美味しく、食欲が増す
  • 家族と同じ料理を一緒に食べられることで、コミュニケーションがとれる
  • 誤嚥や窒息のリスクが減る
  • 調理や介助の日々の手間や時間が省ける

デリソフターのデメリット

デリソフターにもいくつかのデメリットがあります。

  • 価格が高い(約5万円)
  • ミキサー食には対応していない
  • 食材によっては調理時間が長くなる
  • 音が大きい

デリソフターでこんなに食べやすくなる!

食べ物を柔らかくする調理器具「デリソフター」を開発・販売しているGIFMOのスタッフさんが実際に公開しているレシピがあります。
普通に焼いただけでは硬い肉、歯ごたえがある野菜、飲み込みにくいパスタなどが、フォークで簡単に潰せるくらい柔らかくなっています。

柔らかくなった鶏の梅味噌焼き
柔らかくなった鶏の梅味噌焼き
柔らかくなった塩豚のジャーマンポテト
柔らかくなった塩豚のジャーマンポテト
柔らかくなったしらすとブロッコリーのパスタ
柔らかくなったしらすとブロッコリーのパスタ

味や見た目を変えずに、こんなに柔らかくする事ができるんです。
食欲をそそり、食べやすく、美味しく、栄養の方よりも無くなります。家族と同じ食事を、家族と一緒に食べられるようになります。

デリソフターの口コミ

デリソフターを実際に使ってみた方の口コミを紹介します。

  • 高齢者がいる家庭に便利な調理器具です。大きな唐揚げや肉料理などもフワフワの状態になり、祖父は以前よりもモリモリとよく食べてくれるようになりました。しっかり栄養を摂取できるようになったからか、体重が戻ってきた事にもホッとしています。
  • 飲みこむ力が弱くなり、よくむせるようになった祖母のために購入しました。いかにも介護食というようなドロドロ状の食事は食欲がわかないと言ってましたが、こちらは他の家族に出す料理をそのままの形で柔らかく出来るので、見た目にも美味しそうです。野菜や果物も柔らかくすることができるので、ビタミンや食物繊維もしっかり摂れます。
  • 煮込み料理を簡単に調理できる器具を検索したら、こちらの商品を見つけたので購入してみました。この商品は水蒸気で蒸す仕組みで、短時間で食材をやわらかくすることが出来ました。出来上がった料理もとても美味しかったです。お肉や野菜を分ける必要が無くて一緒に加熱することが出来る点が、とても良いと思いました。

まとめ

デリソフターは、食卓を明るくします。

重度障害児の食事は、咀嚼や嚥下が困難であることや、口腔機能の発達が遅れていることなどから、一般的な食事とは異なる工夫が必要です。
しかし、それは作る人や食べる人にとっても大きな負担やストレスになります。

デリソフターは、咀嚼や嚥下が困難な方にも家族と同じ料理を楽しく食べられるように開発された調理器具です。専用カッターと高圧力・蒸気で調理することで、見た目や味を変えずにやわらかくすることができます。作る人にとっても手間や時間が省けるので、食事の負担やストレスを軽減できます。

そして市販のお惣菜や家庭の手料理を見た目そのままに柔らかくすることで、重度障害児でも家族と一緒に家族と同じ料理を楽しく食べることができるようになります。

このブログでは、デリソフターの特徴や使い方、調理事例や口コミなどを詳しくご紹介しました。デリソフターはレンタルで試すこともできるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

デリソフターで、家族との食事の楽しみを広げてみませんか?😊

やわらか食調理家電「デリソフター」