冷却グッズの数・種類がありすぎ問題
日本の夏めがけて 様々なメーカーが「冷却グッズ」の開発・販売に乗り出し、現在は数も種類も多すぎて値段もピンキリ、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。
しかし、中には“ハイパワー”、“○時間冷却持続”などの謳い文句が、買ってみたら実際は期待外れだったり 全然ダメダメだったり。。。
物価高が続く中、無駄なものは買いたくありません。
ここでは、実際に試して良かった冷却グッズ、電気代の節約にもなるお勧めを、私的に厳選してご紹介します。
これを選んでおけば、間違いありません!
アウトドア・街でも使えるパーカータイプの「クールウェア」
実際に使って良かったのでご紹介します、信頼と実績のアイリスオーヤマのクールウェアです。
- 街で着ても不自然じゃない
- 撥水加工
- 小型軽量大容量のバッテリー
- 静音ファン
- フードを被ると頭~顔まで風が来る
- フォーマルな場所、会社などにはデザインが似つかわしくない
- 似合う似合わないがあるデザインなので、好みや年齢などでは着にくい
- 充電を忘れたり無くなったりしたら地獄
お勧め度 ☆☆☆☆★
アウトドア、街で使ってもおかしくないマウンテンパーカーデザインで、生地はウォータープルーフで濡れない汚れにくいというのがまず嬉しいですね。
気になる冷却性能は、小型軽量で大容量のバッテリーと静音ファン付きで、服内は常に乾いている感覚です。外出時やキャンプで使ってみましたが、一度の充電で丸1日持ちました。(メーカー側は風量 強なら12時間、弱なら25時間とのこと)
炎天下の下で動き回ると汗は掻きますが、その汗が風と共に乾いていくので、そこまでの暑さを感じずに野外作業ができました。
暑いとパーカーの前を開けたくなりますが、このクールウェアは完全に閉めてる方が涼しいという可笑しな感覚になります。
フードを被ると頭まで風が来て、顔の方に逃げてくれるので、上半身は常に熱を逃がされてる状態になります。手を広げると 風が腋にも流れるので、汗をかきやすい 臭いも気になる腋がサラサラになるのは本当に気持ちいいです。
ファンが送ってくれる風で ウェアが多少ダボダボしますが、涼しいですし、そんなに気になりません。ただ、街で来ている時、電車内やエレベーター内ではちょっと恥ずかしい?周りに迷惑?な気がしましたので、その時はOFFにしています。
よくある“接触冷感”は猛暑では全く冷たく感じず、首掛けファンやハンディファンは ただ顔に熱風しか来ず、顔の汗が微妙に乾いたくらいでしたが、このクールウェアなら猛暑の外出時でもそれなりに涼しく感じました。
首元に一番効く「首もとひんやり氷結ベルト」
首元を冷やして全身の熱を抑えるなら アイスノンの首もとひんやり氷結ベルトが一番効果がありました。
- 首~胸元まで巻けて接触面が大きい
- 氷結ベルトが2つ付いてる
- コスパがいい
- 凍らすのを忘れたらとても悲しくなる
- 氷結ベルトを会社の冷凍庫などに忘れたら明日が辛くなる
- 溶けてぬるくなったら地獄
お勧め度 ☆☆☆☆☆
クールリングも使ってましたが、触れる箇所がちょっとだけで そんなに涼しく感じれず、外で使うと思ったよりも早くぬるくなったので、あまり効果がないと感じました。
アイスノンの首もとひんやり氷結ベルトは、カバー一つにゲルのベルトが2つ付いていて、凍らせてベルトに入れてから首に巻いて使います。
首から胸元まで巻けて、接触面積が大きいので、本当に暑い日でも「ヒヤッ」とクールダウンさせてくれます。
野外作業ですと、冷却時間は何時間も持続しませんが、会社の行き帰りに使うのはかなり重宝します。(帰り用は会社の冷凍庫で冷やしておきます)
自宅でも使いますが、コレがあればそこそこ暑さもごまかせるので、エアコン代を節約できます。
自分用に2つ購入し、ぬるくなってきたら次々に使いまわしてます。
汗拭きシートでは一番「GATSBY 汗拭きシート 氷冷」
汗拭きシートも何種類も出てますが、この暑さを“清潔と爽快”に変えてくれる一番良かったのはGATSBYでした。
- ペーパーが頑丈でごしごし使っても破れない
- スッとする清涼感が長持ちする
- コスパがいい
- 使おうとして無くなってたら悲しい
- 使ってたら友人や同僚が「くれ」と言ってきて無くなるのが早い
- ちゃんと封してないと中が乾いて使えなくなる
お勧め度 ☆☆☆☆★
何種類か試した中で、拭いた瞬間の「ヒヤッ」が一番あり、汗の匂いも抑えてくれ、1枚で顔や体をゴシゴシ拭いても破れず最後まで使えるというのが素晴らしい。
拭き終わった後は本当にさっぱりして、メントール効果でしばらく涼しくいられて とても気に入ってます。
他の汗拭きシートは、顔と首を拭いてるうちに清涼感がなくなったり、ゴシゴシすると破れたりしてましたが、“GATSBY 氷冷”は全然そんな事なく、気兼ねなく使う事ができます。
軽いし安いし嵩張らない、夏場はカバンに1パック持ち歩いておいて損ナシの冷却グッズです。
扇風機が冷風機になる「ひえひえくん2」
扇風機の後ろに保冷剤を取り付けて、冷風を送れるようにするという、ありそうでなかった冷却グッズです。
エアコンの代わりにはとてもなれませんし、思ったほど冷風は来ませんが、暑い日に使うと、アルとナイとではアル方がいいと感じました。
- 無いよりはマシ
- エアコンの電気代を多少は抑えられる
- 保冷剤として使う事もできる
- 話題作りのネタになる
- 思ったほど涼しくはない
- 結露した水が溢れて零れる
- 分解・組み立ての手間が面倒くさい
- 意外と重いし嵩張る
- 商品レビューの評判がすこぶる良くない
お勧め度 ☆☆★★★
モノが大きいので 凍らせるには一旦バラバラにしないと冷凍庫に入りませんし、凍らせた各パーツをまた組み合わせたり、結露した水が床に落ちて濡らさない様に受け皿が付いてますが、いっぱいになって零れる事がありますので、扇風機の下にタオルを敷いて使ってます。
嵩張りますし、面倒の多いグッズです。
よくやる使い方は、寝る前にエアコンで部屋を冷やしておき、寝る時はエアコンを切って「ひえひえくん2」で冷風扇風機に切り替えます。この方法なら、熱帯夜でも4~5時間は“暑くて起きる”ような事なく寝ていられました。
ですが、商品レビューを読むと賛否両論で、感じ方には個人差もあります。過度の期待はしない方がいい、くらいのグッズと思っておいて下さい。
残暑を乗り越える冷却するグッズ!まとめ
実際に使ってみて、これは良かったと思ったものをご紹介しました。
いくつも試しましたが、謳い文句通りではない、猛暑では役に立たない、安いだけで問題外の効果、など、買って損するものもたくさんあります。(ひえひえくん2はかなり微妙でしたがご紹介しました)
コスパも良くて長く使えそうで エコな、一番のオススメはアイスノンの「首もとひんやり氷結ベルト」です。シンプルイズベストな冷却グッズ、まだお持ちでないのであれば、損しませんので是非。
8月の猛暑、9月頃まで続く残暑、上がる電気代を出来るだけ節約しながら、熱中症にならない様、この暑さを乗り越える為にも、ちゃんと効果のある冷却グッズを上手く使いこなしていきましょう!